開院して1ヶ月、沢山の患者さんにいらして頂いております。白内障手術も始まり、保険診療の単焦点眼内レンズに限らず、遠近両用多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行なっております。
当院を受診された患者さんの疾患を調べてみますと、ここ1ヶ月だけでも、中程度まで進行した緑内障で当院で初めて発見される方が多い印象を持ちました。
職場検診などで「緑内障の疑い」や「視神経乳頭陥凹拡大」と指摘があっても、ご自宅近くに受診先が見つからず、遠方になってしまうと受診するのも大変ということで、精密検査(視野検査等)が遅れてしまうということが原因ではないかと考えております。
緑内障は成人の失明原因の第1位です。中程度まで進行していても、治療介入により病状の進行を抑制し、視機能を保持できます。
なによりも早期発見、早期治療が肝要であり、当院では、検診にて異常を指摘された方をはじめ、ご家族で緑内障の方がいらっしゃる方などでご心配な方等、皆様が少しでも受診しやすい環境を作るよう努力いたします。
今後も、皆様の「目の健康」を保つお手伝いが出来るよう精一杯努力させていただきます!!
オリーブ眼科クリニック院長 井出 光広