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当院が先進医療実施施設に認定されたことはお知らせにも掲示させていただきましたが、本日は当院の手術室環境についてお話しします。
一般的に手術室というのは当たり前ではありますが清潔である必要があります。できる限り無菌に近ければ近いほどよい、ということです。
白内障手術のように、より高い清潔度が求められる手術室にはクリーンエアコンと言われる通常の空調機とは異なるエアコンを装備します。
室内の空気を特殊なフィルターを通すことで清浄度を高めます。
清浄度が高まる = 空気中の埃などの粒子数が減る
ということです。
この粒子数はパーティクルカウンターという装置を使うことで客観的に測定することができます。
当院の手術室では、0.5μmの粒子が空気約27Lあたり10,000個以下であることが清浄度の合格条件ですが、添付写真のとおり100個以下となっており大幅に基準値を下回っていることがわかります。
その他にも、手術室が陽圧であることを確認し、そして天井などからの落下細菌の検査で細菌を検出しないということが清潔な手術室の条件ですが、当院はこちらもクリアしております。
患者様には安心して手術をお受けいただける手術室環境が整っております、というお話しでした。
オリーブ眼科クリニック 院長 井出 光広
調査協力:株式会社セオコーポレーション